【コード・ブルー】「アドレナリン1アンプル!」緊迫の薬剤投与と、救命ナースが恐れる「薬物」のリアル

ナースX

ドクターヘリの轟音の中で飛び交う指示。「アドレナリン!」「アトロピン!」。
一瞬の判断が命を左右する救命現場において、「薬」は最強の武器であり、一歩間違えば猛毒となります。
今回は、ドラマで描かれる緊迫の薬剤投与シーンと、現場のナースが抱える「与薬ミス」への恐怖について回診します。

🚀 この記事の結論(カルテ)

  • ドラマの頻出薬:アドレナリン(ボスミン)、アトロピン、キシロカイエンなど。蘇生や鎮痛に使われる劇薬が多い。
  • 現場のリアル:揺れるヘリの中での薬剤準備は至難の業。医師とナースの「阿吽の呼吸」が不可欠。
  • 裏テーマ:薬物中毒(OD)患者の搬送。暴れる患者への対応や、繰り返される搬送への葛藤。
目次

問診室:カッコいいけど…もし間違えたら?

ひかる

お疲れ様、ゆめこちゃん。今日はダブルチェックの指差し確認、気合入ってたね。

はい…。『コード・ブルー』を見てて怖くなっちゃって。藍沢先生たちが「アドレナリン!」って叫んで、冴島さんが秒速でアンプル折って渡すじゃないですか。あれ、もし間違えたら即死ですよね?

ひかる

そうだね。救急の現場は「口頭指示」が基本だから、一番リスクが高い。冴島さん(比嘉愛未)の凄さは、フライトドクターが何を欲しがってるか、指示される前に準備してるところだよ。

神業ですよ!私なら焦ってアンプル落として割っちゃいそうです…。揺れるヘリの中で正確に薬を吸うなんて、どんな動体視力してるんですか!

回診記録:薬は「魔法」か「劇薬」か

症例1:スピード勝負の「口頭指示」

ひかる

ドラマではカッコよく描かれてるけど、現実の「口頭指示」はナースにとって恐怖の時間だ。「ボスミン」と「硫酸アトロピン」を聞き間違えたら? 患者のアレルギーを見落としていたら?

ひぇぇ…。でも、心停止してる時に「カルテ確認してから」なんて言えませんもんね。ドクターとの信頼関係がないとできない連携プレーです。

症例2:薬物中毒(OD)患者との戦い

ひかる

もう一つ、「薬物」といえばOD(過量内服)の患者さんだ。ドラマでも描かれるけど、せっかく助けても、また薬を飲んで運ばれてくる…というループに、心が折れそうになる医療者も多い。

「死にたい」と言って暴れる患者さんを抑えて、胃洗浄して…。身体的にも精神的にもキツイですよね。命を救うって何だろうって考えちゃいます。

【本日の処方箋】与薬ミス(インシデント)を防ぐには

ナースX

「薬剤間違い」は医療事故の中で最も多いカテゴリーの一つです。
スピードが求められる現場でも、自分と患者さんを守るための鉄則があります。

💊 対策:6Rの徹底と「復唱」

  1. 口頭指示は必ず「復唱」する
    医師が「アドレナリン」と言ったら、必ず「アドレナリン、ワンショットですね?」と復唱します。これで聞き間違いを9割防げます。
  2. アンプルは捨てない
    使用したアンプルやバイアルは、処置が終わるまでトレイに残しておきましょう。後で「何を投与したか」の証拠になります。
  3. 「急かされても」確認する勇気
    医師が焦っていても、ナースは最後の砦です。ラベルを確認する3秒を惜しまないでください。その3秒が患者の命を救います。

💡 ナースXのワンポイント・メモ

薬剤関連のインシデントは、新人だけでなくベテランでも起こり得ます(慣れによる確認不足)。
日本看護協会のガイドラインでも、「確認作業の省略」が事故の最大の要因とされています。冴島さんのように「早く」かつ「確実」に行うには、日頃のトレーニングと整理整頓が欠かせません。

参考:日本看護協会「看護業務における薬剤の安全使用」

📺 コード・ブルーを120%楽しむ!
ひかる

薬は怖いけど、正しく使えば奇跡を起こせる。その鍵を握ってるのは、結局はナースの手なんだよね。

責任重大ですね…。でも、そのプレッシャーに押しつぶされそうです。毎晩、インシデント起こす夢見ちゃうんです。

ひかる

それは真面目な証拠だけど、心が悲鳴を上げてるサインかもね。少し荷物を降ろしてもいいんじゃない?

🏥 「ミスの恐怖」と「責任の重さ」に震えていませんか?

命に関わる劇薬の管理、医師からの矢継ぎ早な指示、失敗が許されないプレッシャー…。
「いつか取り返しのつかないミスをするかも」という恐怖で、眠れない夜を過ごしていませんか?

世の中には、命に直結する処置が少ない「皮膚科クリニック」や、ゆっくり確認作業ができる「療養型病院」もたくさんあります。
あなたの心が安らぐ、「プレッシャーの少ない職場」を探してみませんか?

ひかる

インシデントへの恐怖は、君がプロとして責任を感じている証拠だよ。
でも、その恐怖で押しつぶされそうなら、環境を変えるのも一つの手だ。『確認作業に追われず、もっと患者さんの顔を見て看護がしたい』そんな願いが叶う場所は、必ずあるからね。

\ プレッシャーの少ない職場を探す /

ナースX

薬は人を救うためのもの。それを扱う私たちの心が健康であってこそ、安全な医療が提供できます。
無理をしすぎず、自分に合った環境でプロとしての責務を果たしましょう。
それでは、また次のカンファレンスでお会いしましょう。

ねえねえ、みなさんは仕事で「ヒヤッとした」薬の間違い、ありますか?
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この記事は、テレビ朝日「ドクターX~外科医・大門未知子~」公式サイト日本手術医学会日本医事新報社の発信情報を参考にし、当サイトのコンテンツ制作ポリシーに則り作成しています。

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