ナースX救命救急センターには、想像を絶する状態で患者さんが搬送されてきます。
スキー板の串刺しも衝撃的でしたが、今回はなんと「頭に包丁が刺さった」患者さんの事例。
2ndシーズン第7話、視覚的なインパクトの裏にある、脳外科手術の繊細さと家族のドラマについて回診します。
🚀 この記事の結論(カルテ)
- 対象エピソード:2ndシーズン 第7話(2010年放送)
- 事故内容:居酒屋で酔っ払って転倒し、床に落ちていた包丁が左側頭部に深々と刺さった。
- 医療ポイント:無理に抜くと脳出血を起こすため、慎重な開頭手術が必要。言語野(ブローカ野など)への損傷が懸念された。
- 結末:藍沢と西条先生(脳外科部長)の手術により救命。後遺症のリスクは残るものの、妻との絆を取り戻した。
問診室:コントみたいな事故、現実はホラー





お疲れ様、ゆめこちゃん。今日は脳外科のオペ出し?
はい…。脳外のオペって、顕微鏡使ってミリ単位の世界じゃないですか。ピリピリしてて疲れます。
そういえば『コード・ブルー』で、頭に包丁が刺さったまま運ばれてきた患者さんいましたよね? あれ、合成映像じゃなくて本当にありえるんですか?



ありえるよ。酔っ払って転倒とか、夫婦喧嘩とかね。ドラマでは「夫婦喧嘩で奥さんに刺された」って疑われてたけど、実際はただの事故だった。
包丁が刺さったまま喋ってるシーン、シュールすぎて怖かったです! スキー板の時もそうですけど、人間の生命力ってすごいですね…。
回診記録:脳に刺さった刃物をどう抜くか


症例1:1ミリのズレが「言葉」を奪う





この症例の怖いところは、刺さっている場所が「言語野(言葉を司る部分)」の近くだったことだ。命が助かっても、二度と喋れなくなる可能性があった。
奥さんが「いっそ死なせてあげて」って泣き叫んでましたよね。植物状態や障害が残るくらいなら…って。家族の葛藤がリアルで辛かったです。
症例2:西条先生と藍沢の神業連携


手術は、脳外科のエキスパート・西条先生と藍沢の連携プレーだったね。包丁を少しずつ動かしながら、出血をコントロールして抜去する。息を呑むような繊細なオペだった。



「抜く」というより「解除する」って感じでしたね。手術成功後に、患者さんが奥さんに「…ごめん」って一言だけ喋れたシーン、ボロ泣きしました!言葉って尊いですね。
【本日の処方箋】「頭部外傷」の患者さんを見たら?





包丁が刺さるケースは稀ですが、転倒による頭部打撲は日常茶飯事です。脳外科ナースでなくても知っておきたい、観察のポイント(ニューロ・バイタル)です。
💊 対策:意識レベルと「瞳孔」を見る
- JCS(ジャパン・コーマ・スケール)で評価
「目を開けているか」「呼びかけに反応するか」「痛み刺激に反応するか」。意識レベルの変化は、脳内出血の進行を示すサインです。 - 瞳孔不同(アニソコリア)の確認
ペンライトで左右の瞳孔の大きさを見比べます。片方が散大(大きくなっている)している場合、脳ヘルニアの切迫など緊急事態の可能性があります。即ドクターコールです。 - 麻痺の有無
「両手を握ってください」と指示し、左右差がないか確認します(バレー徴候)。言葉が出にくい、ろれつが回らないといった症状も見逃せません。
💡 ナースXのワンポイント・メモ
頭部外傷後の数時間は「ゴールデンタイム」とも呼ばれ、急激な変化が起こりやすい時間帯です。
一見元気そうでも、遅れて硬膜外血腫などが起こることがあります(トーク・アンド・ダイ)。「頭を打った」という訴えは決して軽視せず、慎重な観察を続けましょう。



脳外科の患者さんは、意識障害や麻痺があって、コミュニケーションが難しいことも多いからね。観察力が命だよ。
はい…。でも、急変した時の緊張感がすごくて、毎回胃が痛くなります。私、もっと穏やかな科のほうが向いてるのかなぁ。



脳外は特に張り詰めてるからね。向き不向きはあるよ。自分の性格に合った科を選ぶのも、長く続けるコツだね。
🏥 「張り詰めた緊張感」に疲れていませんか?


脳外科や救急の現場は、一瞬の観察ミスが命取りになるプレッシャーとの戦いです。
「神経をすり減らす毎日」に、心が限界を迎えていませんか?
世の中には、回復期リハビリテーションや療養型病院、クリニックなど、患者さんとじっくり向き合える「穏やかな時間」が流れる職場もたくさんあります。
あなたの心がホッとする場所へ、環境を変えてみませんか?



脳外や救急の現場で培ったその観察力は、リハビリや療養型の病院でもすごく重宝されるんだよ。
『今のスキルを活かしつつ、もっとゆっくり働きたい』なら、一度そういう求人も覗いてみるといいかもね。
\ 心がホッとする場を探す /



たとえ頭に刃物が刺さっていても、諦めなければ奇跡は起こせる。
藍沢先生たちの執念が、そう教えてくれましたね。それでは、また次のカンファレンスでお会いしましょう。
ねえねえ、みなさんの病院で「えっ!?」って二度見しちゃうような外傷の患者さん、来たことありますか?
「釘が刺さってた!」とか「釣り針が…」など、衝撃のエピソードをこっそり教えてください!コメント欄は荒れちゃうと怖いので、下の「ナースXへの直通ポスト」から待ってます!
「職場の人間関係がツライ…」「ドラマのあのシーン、どう思った?」など、誰にも言えない本音をナースXとひかる先輩に送ってみませんか?
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この記事は、フジテレビ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』公式サイト、FOD(配信サイト),日本手術医学会、日本医事新報社等の発信情報を参考にし、当サイトのコンテンツ制作ポリシーに則り作成しています。
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