【ドクターX】「猪又セーフ」はアウト！？ロボット外科医・猪又孝のプライドと転落をナース目線で回診！

お疲れ様、ゆめこちゃん。今日はなんだか不満顔だね。「インオペ（手術不能）」でも言い渡された？

あー…（苦笑）。陣内孝則さんが演じた「ロボット外科医」猪又孝だね。確かに彼は、私たち看護師にとっては「天敵」みたいなドクターだったからなぁ。

猪又先生の最大の特徴は「データ至上主義」。
手術の難易度や成功率を全部数値化して、絶対安全な橋しか渡らないタイプだったね。でも一番タチが悪かったのは、自分のミスを認めないところ。

完全にアウトだね（笑）。インシデントレポートものだよ。自分のプライドを守るために、事実をねじ曲げるのは医師として一番やっちゃいけないことさ。

彼は看護師を「医師の道具」くらいにしか思っていなかった。勤勉なナースが気づいた患者さんの異変を「余計なこと言うな！」って一蹴して、結果的に患者さんを危険に晒したこともあったね。

猪又先生みたいなタイプを相手にするのは本当に疲れるよね。
でも、君が感じている『おかしい』という違和感は、医療者として正常な感覚だよ。
その正義感を押し殺してまで、パワハラに耐える必要はない。
君の誠実さが正当に評価される場所は、必ずあるからね。