ナースXメディアでもてはやされる「神の手」や「スーパードクター」。その評判は本物でしょうか?
今回は第3期第7話、金子ノブアキさん演じる「踊る外科医」六甲貴史について。派手なパフォーマンスの裏に隠された実力不足と、それを暴いた未知子のメス捌きを回診します。
この記事の結論(カルテ)
- 登場シーズン:第3期 第7話(2014年放送)
- 役名・キャスト:六甲 貴史(演:金子ノブアキ)
- 肩書き:ハーバード大出身の「世界が愛するスーパードクター」。
- 特徴:クラブでDJをし、チャラい言動が目立つ。手術よりも「自分をどう見せるか」にこだわる。
- 結末:手術中にパニックになり、未知子に執刀を変わられる。「口だけ」であることが露呈し失脚。
問診室:医者は「見た目」か「腕」か





お疲れ様、ゆめこちゃん。今日はなんだか派手な雑誌読んでるね。



あ、ひかる先輩!最近「イケメン医師特集」とか多いじゃないですか。第3期の六甲先生みたいに、おしゃれでカッコいいドクターって憧れますよね〜!クラブで踊っちゃうとか、逆に新しい!



金子ノブアキさんが演じた六甲先生ね。確かに見た目は華やかだったけど…。現場からすると、あそこまで「自分大好き」なドクターは一番厄介だよ。



えー、そうですか?「僕に切れないがんはない」なんて言ってみたいですけど。でも、手術室でも音楽かけたりして、ちょっとチャラすぎたかも?
回診記録:メッキが剥がれた「カリスマ」


症例1:パフォーマンス優先の医療





六甲先生の問題点は、医療を「ショー」だと思っていたことだね。マスコミを入れて派手な会見をしたり、難しい専門用語を並べ立てて煙に巻いたり。



中身より「ブランディング」が大事って感じでしたよね。でも、患者さんにとっては、医者がカッコいいかどうかより、ちゃんと治してくれるかどうかが全てです。
症例2:未知子が暴いた「実力不足」





案の定、手術で想定外の事態が起きた瞬間、彼はフリーズした。口では大きなことを言ってたけど、土壇場での対応力が全くなかったんだ。



そこで未知子が登場して、あっという間にリカバリー!「口動かしてないで手動かせ」って無言の圧力が凄かったです。やっぱり、本物のカリスマは背中で語りますね。
※ここから先は、医療ドラマの感想ではなく、実際に看護師として働く立場で一度ちゃんと考えてみたい人向けの話になります。
【本日の処方箋】「口だけ達者な同僚」への対処法





六甲先生のように「自己アピールはすごいけど、実技が伴わない」スタッフは、残念ながらどこの職場にもいます。そんな相手に振り回されないための処方箋です。
対策:言葉ではなく「行動」を見る
- 「エビデンス」を確認する癖をつける
口で立派なことを言っていても、根拠(エビデンス)がなければ危険です。「その処置の根拠は?」と心の中で問いかけ、マニュアルやガイドラインと照らし合わせましょう。 - 期待値を上げすぎない
「あの人はすごいらしい」という噂を鵜呑みにすると、失敗された時のダメージが大きくなります。「お手並み拝見」くらいの冷静な距離感で接するのが安全です。 - 自分の「基本」を徹底する
相手がパフォーマンスに走っていても、ナースは基本手順(ダブルチェックや確認)を崩してはいけません。あなたが最後の砦となって患者さんを守るのです。
💡 ナースXのワンポイント・メモ
医療安全において「過信」や「慢心」は最大の敵です(ヒューマンエラーの要因)。
どんなに経験豊富な医師や看護師でも、基本動作を疎かにすれば事故は起きます。厚生労働省も推奨する「チームSTEPPS」などの手法を学び、お互いに監視し合える(いい意味で疑い合える)チーム作りが大切です。



「能ある鷹は爪を隠す」って言うけど、本当にできる人は自分で「すごい」とは言わないもんね。



ですね!私も「私、採血失敗しないので」って言えるようになるまでは、地道に練習します…。



あはは、言うのは自由だけど、失敗したらちゃんと謝ってね(笑)。謙虚さが成長の近道だよ。
病院の「ブランド」や「評判」に騙されていませんか?


「有名な病院だから」「最新設備があるから」と思って入職したのに、中身はスカスカ、教育体制もボロボロ…。
そんな「見掛け倒しの職場」で失望していませんか?
大切なのは「外からの評判」ではなく、「中で働くスタッフの満足度」です。
ブランドに惑わされず、本当にあなたが成長できる「中身のある職場」を探してみませんか?



『有名大学病院』の肩書きがあっても、中身が伴わなければ意味がない。それは六甲先生が証明した通りだよね。逆に、無名でも素晴らしい教育をしている病院はたくさんある。
君のナースとしての価値を高めてくれるのは、病院のブランドじゃなくて、そこで得られる『経験の質』だよ。
\ 本当に成長できる職場を探す /
※今すぐ転職する必要はありません。
「今の職場が普通かどうか」を知るだけでもOK。



メッキはいずれ剥がれますが、本物の技術は錆びません。
私たちも、派手なパフォーマンスに惑わされず、確かな技術を磨いていきましょう。
それでは、また次のカンファレンスでお会いしましょう。



ねえねえ、みなさんの周りに「口だけは達者な人」っていませんか?(笑)
「ビッグマウス伝説」や「見掛け倒しエピソード」があったら、こっそり私に教えてください!
下の「ナースXへの直通ポスト」から待ってます!
※明日から行かなくていい。とにかく心と体を休ませることが優先と感じている方。
\ とにかく仕事を辞めたい/
「職場の人間関係がツライ…」「ドラマのあのシーン、どう思った?」など、誰にも言えない本音をナースXとひかる先輩に送ってみませんか?
いただいた相談は、ブログ内で回答させていただくことがあります(匿名でOK!)。
この記事は、テレビ朝日『ドクターX~外科医・大門未知子~』公式サイト、医療安全推進機構等の発信情報を参考にし、当サイトのコンテンツ制作ポリシーに則り作成しています。
-
働く細胞


【はたらく細胞】作者・清水茜先生に学ぶ!専門性を「最強の武器」に変えるクリエイティブ生存戦略
-
働く細胞


【はたらく細胞】漆崎日胡を襲った「白血病」の真実。命の現場でナースが守るべき『希望』と『ケアの知略』
-
ナースのお仕事


【ナースのお仕事】伝説のリーダー尾崎師長に学ぶ!部下を伸ばす「愛の叱咤」と、今の師長が苦手な人への対処法
-
新宿野戦病院


【新宿野戦病院】高畑淳子が演じる二人の「白木さん」!ドクターXから歌舞伎町へ引き継がれたプロの矜持
-
エンジェルフライト


【エンジェル フライト】松本若菜の衣装に学ぶプロの矜持!「仕事着」が作る心の境界線とキャリアの守り方
-
コウノドリ


【コウノドリ】つぼみちゃんの最期に涙…。鴻鳥サクラが誓った「奇跡の先」と、長期療養児を見守るナースの葛藤
