【ナースのお仕事】ウドちゃん登場!「推し」が患者になったらどうする?プロ意識と感情の境界線を回診

ナースX

「えっ、五十嵐さんが入院してくるの!?嘘でしょ!」
『ナースのお仕事3』で、朝倉いずみが大ファンであるスター・五十嵐(ウド鈴木さん)が患者としてやってくるエピソード、覚えていますか?
憧れの人が目の前に現れたら、誰だって冷静ではいられません。でも、私たちの仕事は「ファン」ではなく「看護師」。
今回はウドちゃん登場回をフックに、患者さんへの感情移入と、プロとして守るべき『境界線(バウンダリー)』について、私ナースXが回診します。

この記事の結論(カルテ)

  • 対象症例: 患者への過度な感情移入・境界線の揺らぎ(五十嵐/ウド鈴木のケース)。
  • リスク: 客観的な判断力の低下、プライバシーへの過剰な接触、他の患者へのケアの不公平。
  • ドラマの葛藤: 「憧れのスター」を前に舞い上がる朝倉いずみと、プロとして厳しく接する周囲との温度差。
  • 看護の真髄: 人としての感情を持ちつつも、専門職としての「適切な距離」を保ち、公平なケアを提供すること。
目次

問診室:もしも「推し」が目の前に現れたら?

ひかる

ゆめこちゃん、なんだか朝からソワソワしてない?検温中に手が震えてたよ(笑)。

ゆめこ

ひかる先輩、バレましたか……。実は今日、私がずっと応援してるアイドルグループのメンバーが、極秘で検査入院してくるって噂を聞いちゃって。もし担当になったら、私、息が止まっちゃうかもしれません!

ひかる

ははは、気持ちはわかるよ。それってまさに、『ナースのお仕事3』で朝倉いずみがウドちゃん演じる五十嵐さんに会った時と同じ状況だね。ファンとしての「好き」と、ナースとしての「ケア」。このバランスって、実はすごく奥が深いんだよ。

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回診記録:プロ意識を試される「特別」な患者

症例1:ウドちゃんに舞い上がる朝倉いずみの「純心」

ひかる

朝倉さんは五十嵐さんの大ファンだから、つい「看護師」じゃなくて「ファン」としての顔が出ちゃうんだよね。でも、特別扱いが行き過ぎると、他の患者さんへのケアがおろそかになったり、医療安全の面でリスクになることもあるんだ。

ゆめこ

尾崎先輩に「公私混同するな!」って怒鳴られてましたもんね……。でも、目の前にあんなに素敵なスターがいたら、平常心を保つのって本当に至難の業ですよ!

症例2:『特別』な感情とどう付き合うか?

ひかる

ここが難しいところだね。朝倉さんのような「ファンゆえの熱意」は、患者さんの孤独を癒やす力にもなる。でも、特定の患者さんにだけ感情が入りすぎると、プロとしての客観的な判断が鈍ったり、自分自身が燃え尽きちゃうリスクもあるんだよ。

ゆめこ

「全員を平等に」って頭ではわかっていても、心は揺れますよね……。
人間としての感情と、プロとしての職務。その間で葛藤すること自体が、ナースの仕事の一部なのかもしれませんね。

※ここから先は、ドラマの感想だけでなく、実際に看護師として働く立場で一度ちゃんと考えてみたい人向けの話になります。

【本日の処方箋】「個人的な好意」と仕事の間で揺れるあなたへ

ナースX

患者さんが「憧れの人」だったり、逆に「どうしても苦手なタイプ」だったり。私たちの心は機械じゃないから、感情が動くのは当然のことです。
大切なのは、その感情を否定するのではなく、プロとしてどう制御し、質の高いケアに繋げるか。自分自身を守るための『境界線』の引き方を整理しましょう。

対策:プロとしての『境界線』を美しく保つコツ

  • 自分の感情をモニタリングする
    「今、私はナースとして接しているか?それともファンとして接しているか?」と自問自答する習慣を。感情が優位になっていると気づくだけで、冷静な判断力を取り戻せます。
  • チームで情報をオープンに共有する
    個人的な思い入れがある場合は、あえてチームに共有しておきましょう。周囲の目があることで、過度な肩入れやケアの偏りを防ぐ「安全装置」になります。
  • 「私的な接触」のルールを再確認する
    連絡先の交換や業務外での接触は、プロとしての信頼を損なうだけでなく、トラブルの原因にもなります。倫理綱領を改めて心に刻んでおきましょう。

💡ナースXのワンポイント・メモ

看護師と患者の人間関係において、治療的関係を損なう過度な密着は「バウンダリー(境界線)の侵害」と見なされます。厚生労働省の資料でも、医療従事者の高い倫理観と適切な距離感の維持が強調されています。この境界線を意識することは、患者を守るだけでなく、あなた自身をリスクから守るための大切なスキルです。

参考:厚生労働省「看護のおける倫理のあり方に関する検討会資料」

「今の職場で、自分らしさが失われていませんか?」

ひかる

『ナースのお仕事』の舞台である外科のような、スピード感と的な判断が求められる現場で培った『対応力』は、看護師として一生モノの武器だよ。
もし今の環境が忙しすぎて、ウドちゃんのエピソードのように「患者さんと向き合う余裕」すら失っているなら、それは君の能力不足じゃなくて、場所が合っていないだけ。
君のその高い専門性を、もっと自分らしく、納得のいく形で活かせる場所は必ずあるからね。

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「今の職場が普通かどうか」を知るだけでもOK。

ナースX

ウドちゃん登場回が教えてくれたのは、どんな相手でも「一人の患者さん」として公平に向き合うことの難しさと尊さです。
患者さんを支えるあなた自身の心も、同じくらい大切にしてくださいね。

ゆめこ

みなさんは、患者さんに対して「個人的に肩入れしてしまった」ことはありますか?
プロだからこそ抱えるその葛藤、こっそり教えてください。
下の「ナースXへの直通ポスト」から待ってます!

※明日から行かなくていい。とにかく心と体を休ませることが優先と感じている方。

とにかく仕事を辞めたい/

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この記事は、フジテレビドラマ『ナースのお仕事』公式サイト厚生労働省「看護のおける倫理のあり方に関する検討会資料」等の情報を参考に作成しています。

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