【コード・ブルー】ロケ地の病院はどこ？架空の「翔陽大学附属北部病院」のモデルと、リアルな救命センターの過酷な日常

画像はイメージです

ナースX

「あの青いヘリが飛び立つ病院で働いてみたい！」
ドラマを見て、そう憧れたナースも多いのではないでしょうか。
『コード・ブルー』の舞台である「翔陽大学附属北部病院（通称：翔北）」は、実在する病院なのでしょうか？
今回は、ドラマのロケ地となった病院の正体と、憧れだけでは務まらない「救命救急センター」という職場のリアルについて回診します。

この記事の結論（カルテ）

病院名: 翔陽大学附属北部病院は、ドラマオリジナルの架空の大学病院。
ロケ地: 外観やヘリポートの撮影は、千葉県印西市にある「日本医科大学千葉北総病院」で行われた。
位置づけ: 千葉県のドクターヘリ事業をモデルにしており、医療監修も同病院の医師が担当している。
現実: ドラマのような人間ドラマもあるが、現実は「断らない救急」を掲げる戦場のような忙しさである。

問診室：翔北病院に入職したい！

ひかる

お疲れ様、ゆめこちゃん。今日は求人サイトで「翔陽大学」を探してるの？

はい！『コード・ブルー』の病院で働きたくて検索してるんですけど、全然出てこないんです。求人募集してないのかなぁ？

ひかる

残念ながら、「翔陽大学附属北部病院」はドラマの中だけの架空の病院だよ。だから求人は存在しない。

ええーっ！ショックです…。あんなにリアルなのにセットだったんですか！？でも、ヘリが飛んでるシーンとかは本物っぽかったですけど…。

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回診記録：ロケ地「千葉北総病院」のリアル

症例1：日本初のドクターヘリ基地病院

ひかる

外観やヘリポートのロケ地になったのは、「日本医科大学千葉北総病院」だ。ここは日本で初めてドクターヘリを本格導入した、救命医療のパイオニアなんだよ。

へぇ〜！モデルになった病院は実在するんですね。そこに行けば、藍沢先生たちが走ったヘリポートが見れるんだ！

症例2：憧れと現実のギャップ

ひかる

ただ、実際の救命センターはドラマ以上に過酷だ。「3次救急（命に関わる重症患者）」を24時間受け入れているから、息つく暇もない。ドラマみたいにエレベーターで恋バナしてる余裕なんてないかもね（笑）。

ですよね…。憧れだけで飛び込んだら、リアリティ・ショックで即退職しちゃいそうです。でも、最前線で命を救うやりがいは凄そう！

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【本日の処方箋】「救命」に向いているナースとは？

ナースX

ドラマの舞台に憧れて救命を目指すのは素晴らしい動機です。しかし、そこは「戦場」です。救命センターに向いているナースの特徴を処方します。

対策：3つの適性チェック

切り替えが早い（タフなメンタル）
救命では、救えない命にもたくさん直面します。悲しみに暮れる間もなく次の急患が来ます。感情を引きずらず、目の前の業務に集中できる強さが必要です。
判断力とスピード
じっくり考える時間はありません。「今、何を優先すべきか」を瞬時に判断し、テキパキ動ける人が重宝されます。
学び続ける意欲
幅広い疾患の知識、最新の機器の操作、蘇生技術（ACLSなど）。常に勉強し、スキルをアップデートし続ける向上心がないとついていけません。

💡ナースXのワンポイント・メモ

救命救急センターは「特定機能病院」などに設置されています。
「認定看護師（救急看護）」や「フライトナース」を目指すなら、まずはこうした三次救急指定病院への転職がキャリアの第一歩となります。

参考：日本救急医学会

ひかる

翔北病院はないけど、同じ志を持った病院は日本中にたくさんあるよ。

はい！私はまだビビりなので救命は無理そうですけど…いつか自信がついたら、ドクターヘリのある病院にチャレンジしてみたいです！
（その時は、藍沢先生みたいな指導医がいるか事前にチェックします！）

ひかる

それは運次第だね（笑）。