【コウノドリ×グッド・ドクター】命を繋ぐ2大ドラマに学ぶ、小児・周産期看護の「光と影」と一生モノのやりがい

ナースX

「生まれてきてくれて、ありがとう」
「すべての子供が大人になれますように」
『コウノドリ』と『グッド・ドクター』。この2つのドラマは、言葉にできないほど重く、そして温かい「小さな命」の物語です。
ドラマを見て涙したナースの中には、自身の看護観を見つめ直したり、小児・周産期への異動を考えたりした方も多いはず。
今回は、2作品が描く医療の神髄と、そこを目指すナースが知っておくべき「現場のリアル」を回診します。

この記事の結論(カルテ)

  • コウノドリ: 産科・NICUが舞台。母子の命の選択、家族の絆、そして「生きていくこと」の厳しさと温かさを描く。
  • グッド・ドクター: 小児外科が舞台。自閉症スペクトラム障がいを持つ医師(新堂湊)を通し、子供たちの未来を救う「純粋な医療」を描く。
  • 共通点: 「言葉を話せない患者」との対話が重要。家族看護(ケア)の比重が非常に高い。
  • ナースへの影響: 専門性の高さに憧れる一方で、感情移入による「共感疲労」への対策が不可欠。
目次

問診室:サクラ先生と湊先生、どっち派?

ひかる

お疲れ様、ゆめこちゃん。今日はドラマのDVDボックスを抱えてどうしたの?

ゆめこ

ひかる先輩! 最近『コウノドリ』と『グッド・ドクター』を続けて見ちゃって。もう、涙でタオルが何枚あっても足りません…。サクラ先生の優しさと、湊先生の真っ直ぐな言葉、どちらも刺さりすぎて、「私も子供に関わる看護がしたい!」って思っちゃいました。

ひかる

あはは、感化されやすいね(笑)。でも、その気持ちはよくわかるよ。どちらも「治して終わり」じゃなくて、その後の人生を支える仕事だもんね。

ゆめこ

そうなんです! でも、NICUとか小児外科って、すごく難しそうで…。ドラマみたいに奇跡ばかりじゃないですよね?

回診記録:「小さな患者さん」と向き合うということ

症例1:言葉なきSOSを拾う技術

ひかる

小児や産科の最大の特徴は、患者さんが自分の苦しさを言葉で説明できないことだ。赤ちゃんの泣き声や、子供の表情、バイタルの微細な変化から『SOS』を拾い上げる。これは、数値以上に「観察眼」という職人技が求められる世界だよ。

ゆめこ

『グッド・ドクター』の湊先生も、わずかな異変に気づいて命を救ってましたよね。ナースも、おむつを替える時の感触や、抱っこした時の違和感を大切にしなきゃいけないんだなって学びました。

症例2:「家族看護」の難しさと喜び

ひかる

もう一つは、家族へのケアだ。『コウノドリ』でも描かれるけど、親は自分を責めたり、パニックになったりする。その心を支えるのもナースの重要な役割。患者さん一人を看るのではなく、『家族という単位』を看る力が試されるんだ。

ゆめこ

責任が重い分、子供が元気に退院して、ご家族が笑顔で「ありがとうございました」って言ってくれた時の喜びは、何物にも代えがたいでしょうね。

※ここから先は、医療ドラマの感想ではなく、実際に看護師として働く立場で一度ちゃんと考えてみたい人向けの話になります。

【本日の処方箋】専門領域への扉を開くために

ナースX

小児・周産期看護は、深い専門知識と豊かな人間性が求められる「究極の看護」の一つです。ドラマのような世界に一歩踏み出したいあなたへの処方箋です。

対策:小児・産科看護で「燃え尽きない」ために

  1. 「共感」と「同情」を区別する
    悲しい境遇の患者さんに心を寄せすぎると、自分まで倒れてしまいます。プロとして「寄り添いながらも、一線を引く」客観性を意識しましょう。
  2. アセスメント能力を磨く
    感覚に頼るだけでなく、解剖生理学的な根拠を持って異常を察知できるようになりましょう。PALS(小児二次救命処置)などの講習を受けるのもおすすめです。
  3. 体験・見学から始める
    「思っていたのと違う」を防ぐため、インターンシップや1日見学を利用して、現場の匂いや緊張感を肌で感じてみましょう。

💡ナースXのワンポイント・メモ

最近では、総合周産期母子医療センターだけでなく、地域に根ざした「こどもクリニック」や「病児保育」など、小児看護の活躍の場は広がっています。
高度医療だけが小児看護ではありません。あなたのライフスタイルに合った「子供への関わり方」を探してみるのも一つの方法です。

参考:日本小児看護学会

ひかる

どんなに辛いことがあっても、子供の笑顔ひとつで全部帳消しになっちゃう。それがこの仕事の魔法だね。

ゆめこ

はい! 湊先生みたいに「すべての子供が大人になれるように」、私もまずは今の職場で、患者さん一人の『背景』をもっと深く知ることから始めてみます!

ひかる

いい心がけだね。ドラマを見るだけで終わらせないのが、ゆめこちゃんの良いところだ。

今の病棟ではやりがいを感じられない…

「もっと未来がある患者さんと向き合いたい…」
ドラマに心を動かされたのは、あなたの魂が「新しいステージ」を求めているサインかもしれません。

世の中には、教育体制が充実した小児・周産期センターや、アットホームな小児科クリニックの求人がたくさんあります。
あなたが本当に「救いたい」と思う命のそばで、働いてみませんか?

ひかる

専門領域に挑戦するのは勇気がいるけど、そこで得られるスキルは一生の財産になるよ。ドラマのような感動は、現実の現場では地道な努力の積み重ね。
もし君が『本気でやってみたい』と思うなら、その挑戦を僕は全力で応援するよ。世界を広げるチャンスだ!

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※今すぐ転職する必要はありません。
「今の職場が普通かどうか」を知るだけでもOK。

ナースX

『コウノドリ』も『グッド・ドクター』も、医療の本質である「愛」を描いています。
あなたというナースが注ぐ愛情が、未来の命を救う力になりますように。

ゆめこ

みなさんは『コウノドリ』や『グッド・ドクター』で一番心に残っているエピソードは何ですか?
「あのお産のシーンで看護を志した!」「湊先生のあの言葉が忘れられない」など、あなたの熱い思いをこっそり教えてください!
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※明日から行かなくていい。とにかく心と体を休ませることが優先と感じている方。

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この記事は、TBSドラマ『コウノドリ』公式サイトフジテレビドラマ『グッド・ドクター』公式サイト日本小児看護学会等の発信情報を参考にし、当サイトのコンテンツ制作ポリシーに則り作成しています。

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